4度観ても、マジ感動っすよ。名台詞ステッカーも入手。 - 映画『シン・ゴジラ』鑑賞 続報

僕は偏った見方をしてしまう。バイアスがある、とも言える。

気に入った映画があると、もう内容を知っているはずなのに、何度もお金を払って映画館へ観に行ってしまう。今年に入って今日まで7回映画館に行っているけど、そのうち4回は同じ映画だった。

バイアスは正常な判断の妨げになる。車で20分のところで同じ映画が上映されているにも関わらず、ちょっと音響や映像が違うという理由で、わざわざ高速バスに乗って県外に出かけてまで観に行ってしまう。実に不合理で、非論理的だ。

でも、映画をリピートしてしまう。僕の今年夏の映画は『シン・ゴジラ』。2016年9月19日(月・祝)に映画館での4回目の鑑賞をしてステッカーも手に入れた。何より、4度目であっても泣ける感動体験なんだよなあ。

映画館へ4度足を運ばせる作品。

2016年7月29日に公開されて以降、インターネットを中心として口コミが絶えない印象の『シン・ゴジラ』。ファンとしては、作品に含まれる圧倒的な情報量と作り込みがあるので、ついリピートしたくなってしまう。勿論、細部はスルーしていても十分楽しめるストーリーがあるから、ライトなお客様にもオススメできる傑作。

▼前回観たのは9月1日、防災の日。

「防災の日」に第3回作品検証会議実施。 - 映画『シン・ゴジラ』鑑賞

僕のこれまでの鑑賞履歴は 8/7 → 8/22 → 9/1 → 9/19 と推移しており、平均で11日に1回観ている。仮に年末まで上映が続くならば、あと9回は観ることになるな!*1

『シン・ゴジラ』大ヒットにつき御礼ステッカー。

大ヒット上映中の映画『シン・ゴジラ』。製作・配給する東宝さんが、大ヒット御礼企画として、9月15日(水)から劇場でステッカーを配布することに!

≪『シン・ゴジラ』大ヒット御礼・名台詞ステッカー≫配布のおしらせ|NEWS|映画『シン・ゴジラ』公式サイト

『シン・ゴジラ』は、7月29日の公開から9月6日までの40日間で観客動員数420万人を突破しており、これは、1984年の『ゴジラ』以降(平成ゴジラシリーズ以降)、最高の動員数を記録しました。

間違いなく大ヒット。僕も含めてリピーターが多いのだろう。「420万人が観た!」というより、「140万人が3回観た!」のかも知れない。

そこで、このたび、大ヒットへの感謝の気持ちを込めて、9月15日(木)から全国の『シン・ゴジラ』上映劇場にて全国合計50万名様に『シン・ゴジラ』大ヒット御礼・名台詞ステッカーをお渡しさせていただくことが決定いたしました!

これはなかなかファン心をくすぐるナイスアイデア。ファンとしては、名台詞が溢れているこの映画のなかでどの台詞がチョイスされているのか気になるところ。そして、全国合計50万名様にお渡しということは、観客動員数500万人くらいは狙っているね。

イオンシネマ岡山で「ハッピーマンデー」。

イオンシネマ岡山では、毎週月曜日は全作品1,100円で鑑賞できる「ハッピーマンデー」。9月19日(月)は敬老の日で祝日だけど、問題なく割引適用対象。

8月26日公開に公開された新海誠監督のアニメーション映画『君の名は。』*2も大ヒットしていて、休日の映画館賑わっている。

この日僕が『シン・ゴジラ』の座席予約したのは、12:40上映開始の回。この上映回のスクリーン3は定員102名。

▼予約した前日には残り5席くらいだったけど、15分前にiPhoneで確認してみると完売していた。

▼休日&割引サービスデーということもあって、完売の回が多いかな。

名台詞ステッカー、ゲット!

イオンシネマ岡山での『シン・ゴジラ』のステッカーは、入場口でのチケットもぎりの時に手渡された。

▼「シン・ゴジラ 大ヒット御礼・名台詞ステッカー」をもらった!

ステッカー全体はA6サイズ(横105mm×縦148mm)。12種類の台詞がそれぞれ枠付きで印刷されており、1つずつ剥がして使えるようになっている。台詞のステッカー1片のサイズは長辺50mm×短辺19mmほど。タイトル部分(『シン・ゴジラ』)シールはサイズは長辺100mm×短辺26mmほど。

ステッカーというとノートPCに貼っているのをよく見かけるけど、この各台詞ステッカーのサイズはスマホに貼るのにちょうど良さそうなサイズ。このあたり時流を捉えていて、なかなか良いアイデアだと思う。個人的ににも、使い勝手の良さそうな(?)台詞があって、どのように活用するか思案中。これは「使う用」「観賞用」「保管用」とか手に入れるために、あと何回か観に行くパターン?

この名台詞ステッカー、ちょっと問題なのは若干ネタバレしてるところ。まあ公開からもうすぐ2ヶ月にもなるので、もういいのかなとも思うけど、実際この日も近くに座った人は初鑑賞らしき人もいたので、あのクライマックスに登場するあれが、入場時に渡されるシールになっているのは要注意。と同時に、ファンとしては、よくぞこのフレーズを入れてくれた、という想いもある。

この記事では、ステッカー全体を写した写真の掲載は回避することにした。よってステッカーの全貌を知りたい方は劇場へ行ってゲットしよう!

知っていても、感動できるんだなあ。

「一度観て知ってるんだから、わざわざお金払って映画館行かなくても」という意見はあると思う。

でも取り憑かれた僕は、あの映画館でのあの体験を繰り返し何度も味わいたい衝動にかられている。

この映画『シン・ゴジラ』で言えば、あの恐怖と絶望。詳しくは書かないが、あの音楽とともに繰り広げられるあのシーンは恐ろしくて、悲しくて、しかし美しくもあり、僕はここでいつも涙してしまう。

そこで使われている音楽が、こちらの予告編でも流れているが、本編で核心となる映像は予告編には出てこない。

この日たまたま隣に座っていた女性も、やはり同じシーンですすり泣いていた。劇場で映画を見ることは、こんな感情の共有(シェア)もある。

1つのモノに夢中になれる幸せ。

我ながら、ほんとに偏った時間とお金の使い方をしている。

時間で考えると、映画本編119分+予告編+劇場までの移動時間を4回分。そのうち1回は、別件で大阪に行ったとは言え、わざわざ県外のIMAXシアターで鑑賞。この夏だけでかなりの時間を割いている。

お金で考えると、映画館入場料は1回目¥2,400(IMAX)、2回目¥1,100(ハッピーマンデー)、3回目¥2,100(MX4D、ファーストデー)、4回目¥1,100(ハッピーマンデー)。パンフレット¥850。その他移動交通費・飲食代など含めてみたとき、円盤(=Blu-ray)よりかなり割高かも。

何かに夢中になりすぎると、視野が狭まり、心を支配され、時間やお金のリソースを割かれてしまいがち。

でも、それも幸せなことなんだよなあ。無駄遣いだなんて、簡単に言わないでほしいよなあ。

*1:(2016-09-22追記)近年やらかした、映画館鑑賞リピート案件としては、『マッドマックス 怒りのデス・ロード』『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』など。

109シネマズ大阪エキスポシティで、ヒャッハーして、覚醒する準備した日。『マッドマックス 怒りのデス・ロード』4DX版 & 『スター・ウォーズ フォースの覚醒』4DX版予告編を体験。

3回目の『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』をIMAX3D版で観るために大晦日の大阪に日帰り旅行【ネタバレなし】


*2:ちなみにこちらの映画も東宝さんが配給。この夏は絶好調。
映画『君の名は。』公式サイト

ところで、僕にとって新海誠監督と言えば、超絶鬱映画として有名(?)な映画『秒速5センチメートル』が思い浮かぶ。

▼以前、アニメ映画記事でも取り上げたよ。

i-kenが選ぶ「アニメ映画ベストテン」。

ため息がでそうなほど綺麗な背景と、山崎まさよしさんの楽曲が印象的な美しい作品。「茫漠」という言葉をこの作品ではじめて知ったが、いまだ実生活で使う機会がない。切ないストーリーなんだけど、なんせ小・中学生時代にこんな経験ないもので、自分の経験に照らして語ることはできないのである。

今年の新作『君の名は。』も、当然気になっているのだけど、ついつい『シン・ゴジラ』に偏って観に行ってしまっている……。